豊島区池袋、土田会計事務所の所長、税理士のBLOG

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豊島区池袋で働く税理士のBLOG
土田会計事務所の土田義二が経済、経営、社会等に対する思いを本音でぶつけています。今後の日本経済、中小企業の経営を成長させ、さらによくさせるにはどうすればよいのか。


苦境を克服するために

早いもので6月、初夏の季節です。中小企業の景気は崖崩れのような売上減少後、今も困難を極めた状況です。この苦境は自力で克服するしかないと多くの経営者の方々もわかっておられるようです。
先日牛タンのお食事を提供するお店を28店舗経営されている社長さんに、狂牛病のときどうやって乗り切ったかをテーマにお話をお聞きする機会に恵まれました。
「あの狂牛病騒動の際は二年間赤字でしたが、おかげさまで以前から毎年経営計画書と決算書を取引銀行に自分から提出して説明していたことで、全ての取引銀行で、必要な資金は用立てしますとのお言葉をいただきました。
一日一組のお客様しか来ないというあの時、社員には大丈夫と励まし、社員教育に更に力を入れたことや仕入先変更(アメリカ産から豪州産)とメニューの変更等、大変苦労しましたが、それがより一層強い経営体質になるために大いに役立ちました。
いま(5月20日)現在27ヶ月連続増収増益の更新中です。」とおっしゃられていました。
これを聞いて、社員を大切にして、経営計画書をキチンと作り、実行に移して経営していれば大丈夫、こんなにすばらしい会社になれると勇気付けられました。
1、 自社の今困っていることを全て書き出して。
2、 この中で政治や景気など自分の手の届かないことは、とりあえず消去して。
3、 これを克服するために自分(自社)のできることは何か(過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる)自分のできることを、一点集中して行う。自社の強みに絞り込んで粘り強く行動していく。
4、 昨年10月の売上状況(リーマンショック前)を100とした場合、今70〜50の状態という企業が多いですが、これを機会に会社が生まれ変わることに挑戦して、75迄一般の景気が回復したときには、自社が何とか生きていけるようになり、80になったら利益がでる会社にする。こんな決意をして挑戦した会社だけが生き残れると確信しています。景気回復で100に戻ることのみを期待している経営者がいたなら、危ない認識といわざるを得ません。国内に限定すれば可能性は少ないと思います。

こういう努力の先に必ず希望が見えてくることを信じています。
あと1年後には答えが出てきます。私は信じています。




  1. 2009/06/16(火) 13:31|
  2. 会社・経営

中小企業家同友会豊島支部長を退任しました

私事ですが、今年の4月で異業種交流会「中小企業家同友会」の豊島支部支部長を無事終了して後任の方にバトンタッチすることができました。
止むを得ずお引き受けした大役でしたが二年間という短い経験の中で、良い経営者になるため、また、良い経営を行うために勉強する一国一城の主である経営者やその後継者総勢130名の支部運営を担うことは、職務権限のある自社の経営とは全く違った意味で大変勉強になりました。
豊島支部は、東京会主催の経営指針成文化セミナー(経営理念・経営戦略・経営計画を経営指針といっております)に沢山の方が毎年参加されており、そのセミナーの運営に五年間程携わっています私には、支部の中で価値観を同じくする同志が大勢いるという安心感もどこかにありました。
一部の人に偏らず、青・老・壮のバランスを取りながらも次代への布石の「青」の育成配置を考え、一人でも多くの人に積極的な協力をしていただく苦心は、あるときは自分の個性が出せていないのではと迷いが出たこともありました。自分の時間も沢山使い事務所の職員には所長不在で迷惑をかけたこともありましたが、居ないことでむしろ職員の成長も図れたのではと思うことにしています。
個人としてのメリットとしては、大勢の人の前で話すことが苦手な私ですが、沢山場を持つことができたこと、人に無償で協力しようと思っていただくためには、自分がどういう行動をしなければならないかという根幹を考え続けることができたこと、支部長は東京会の理事にも自動的に就任することなどで中小企業家同友会の東京会の中で沢山の優秀な経営者と親しくなることができたこと等が挙げられます。
退任の総会挨拶でもお話しましたが、支部長を辞めたからといって私の人として、経営者としての学びは終わらないことは当然です。
私が益々勉強することで、お客様に少しでもお役に立てるように精進する所存であります。
皆様もそんな立場を引き受けざるを得ないときには、是非腹を括って体験してみて下さい。
そこから何かが始まることも沢山あります。




  1. 2009/05/13(水) 18:09|
  2. 会社・経営

幸せとは…

咲き誇る桜を見ると、少し明るい気持ちになるのは日本人だけでしょうか。
そんな明るい3月にお客様を訪問して愕然としています。ほとんどの企業が売上の激減に苦しんでいます。この崖崩れのような売上減は特に製造業で著しく現れています。
私が心配なのは、呆然としている経営者が多いという点です。
今こそリーダーが戦う意識を前面に出して前線で指揮をとることを求められているのではないでしょうか。
幸い消費者心理も桜を見て少しは財布の紐を緩めそうな雰囲気になっていると感じるのは、私の思い過ごしでしょうか。
私たちの事務所のすぐ近くの地下鉄副都心線池袋駅で、「echica」という地下商店街が3月27日オープンしましたが、今も歩けないほどの人出に驚いています。
一般消費者は新聞やテレビの暗い報道で買い控えをしている要素が高く、実際の可処分所得はまだそれほど落ち込みはないことを証明しているのではないでしょうか。
ユニクロやニトリの好調を見るまでもなく、欲しいもの、払った金額以上の価値を認められるものには、消費者の支持は得られているようです。
身の丈にあった生活、幸せに対する考え方を、そろそろ転換する時がきたのかも知れません。
なにしろ、世界NO.1のお金持ちと言われた、あのバブルの最中でも人々は本当の幸せを感じられなかったわけですから。
ブランド品離れや車離れなどから、国民が少しずつ落ち着いた幸せを見つけだそうとしている空気を感じているのは、私だけでしょうか。
会社を倒産させても自分たちは法外な賞与を要求しているあちらの国の狂気の拝金主義
とは一歩距離を置いた静かな生活にしたいと私は願っています。




  1. 2009/04/28(火) 10:26|
  2. 会社・経営

緊急融資制度を活用するとき

今回の緊急融資制度(保証協会の100%保証)の目玉は融資保証が通常より格段に得やすくなったことと、運転資金で10年という超長期借入が可能であるということです。
これは見逃せない制度です。金融機関は融資のリスクが100%回避できることになるため、この制度を利用しての借入を勧める話が沢山きていることと思われます。
ここが大切です。
目先の資金繰りだけでなく、自社の改革に必要な資金を確保してください。
自社がこの不況を乗り切るために必要な時間と資金を自社の経営計画で把握して、手持ち資金をなるべく多く持ち、なおかつ月々の返済額を返済可能額まで下げるように借り換えを申し込むことを必ずやりましょう。
繰り返します。今のような経営環境が続くとして自社の経営革新のための時間がどの程度必要なのか、何年あれば現状の環境下で経営が成り立つようにできるのかを図って、それまでに必要と見込まれる資金確保をして下さい。
もう遅いよ!この制度で借りてしまったよ・・・という企業も大丈夫です。キチンと計画をつくって持ち込んで、2回目の融資を受けた会社が沢山あります。
今こそ経営者が試されているのです。
4月になれば大企業の姿勢も攻めに転じると思いますが、自社の改革は時間との戦いです。
がんばりましょう!




  1. 2009/03/11(水) 18:11|
  2. 会社・経営
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読書のすすめ

 本を読む習慣がどんどんなくなっているそうです。そのため出版業界は長期低落状態だといいます。中でも雑誌の落ち込みは前年比4.5%の過去最悪の状況であると日経新聞2月3日に書いてありました。
 本を読むことで知らない世界を疑似体験することができ、直接講演や研修を受けることが難しい人のノウハウや貴重な体験を知ることもできます。このように有用なツールを利用しない手はないと思うのです。家ではテレビ、電車の中では携帯メールや携帯ゲームに夢中な人を沢山見かけていると、読書の習慣がなくなるというのも無理もないかもしれません。
 近頃、立派な経営をされている経営者の方が、ご自身がある時期、真剣に経営の本や先人の本を読み漁りましたというお話しを、著書や講演、記事などでされていると、時代小説から経済小説・サスペンス・専門書・ハウツウ本まで、とにかく読むことが大好きな私にとってわが意を得たりと心強くなります。
 雑誌にもたまに、はっとする記事に出会うこともありますし、駅中の本屋さんには専門書以外なら一応間に合うだけの本が並んでいます。本屋さんに並んだ本を見ているだけで、流行や日本と世界の動きがわかります。新書本などは500円〜800円ですごい知識が得られます。
 私が朝早起きをして、事務所に一番に出勤するようになったのも、「朝10時までに仕事は片付けろ」という弁護士の高井信夫氏の著書を読んでからです。これを実行していなかったら・・・考えたくないです。それほど私自身の景色が変わったように思えます。
 ちなみに最近の私は小説にはなるべく手を出さないように自分を押さえています。読み始めると眠る時間がなくなるからです。




  1. 2009/02/14(土) 11:08|
  2. 会社・経営
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