豊島区池袋、土田会計事務所の所長、税理士のBLOG

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豊島区池袋で働く税理士のBLOG
土田会計事務所の土田義二が経済、経営、社会等に対する思いを本音でぶつけています。今後の日本経済、中小企業の経営を成長させ、さらによくさせるにはどうすればよいのか。


採用〜将来有為な人材を育成する責任

失業者数113万人(5.2%)、そして学生の就職難が連日報道されています。
前から疑問があります。大学3年の秋から就職活動を受け付ける1部上場企業、4年生になってからでは遅いとばかりに授業もさて置いて、就活に一生懸命な学生。「おかしい」と思いませんか?経済団体の偉い方々の間で、是正について話題にならないのでしょうか。
学生が勉強しない、卒業した若者は仕事をしない(働きたくとも働けない人も多いのかもしれませんが)この延長線上には当然国の衰退が待っているわけです。
政治家の至らないところを指摘するばかりでなく、自らも責任を果たして欲しいものです。
思い起こせばバブル崩壊の10年(日本の失われた10年)の間、就職できない若者が、派遣労働、偽装請負の場でしか働けなくて、その年齢で経験すべき実務経験を持つことができない一団の塊ができてしまい、社会問題になりました。そして今もその人達の多くは賃金の安い単純労働以外の職に就けず、37歳から42歳くらいになりながら、定職のないことと賃金の低さから結婚もできない現実に遭遇していると報道されています。
このような愚は避けたいものです。
学生も大企業ばかりでなく、中小企業にも沢山の夢のある企業があることを是非知ってほしいものです。
大企業に入れなくて、仕方なしに入社するのでなく、自分の力を積極的に試してください。中小企業は一人ひとりの影響力が直接及びやすい面白さと醍醐味があります。
我々中小(零細)企業も今こそ、未経験であるがやる気のある、若い素材を採用して、将来自社の中心的人材とするべく、少し無理をしても採用してみませんか。チャンスであると共に、有為な人材として育成する責任が、私たちにはあると思います。
これだけ言ったのですから、私も微力ですが何とか今年一人は新人を採用して鍛えようと決意しています。




  1. 2010/01/13(水) 11:51|
  2. 社会

映画「沈まぬ太陽」を鑑賞しました

晩秋のすがすがしい季節をあざ笑うように凶悪な事件の報道が相次でいます。
被害者のご家族の気持ちを考えると言葉もありません。

話題の映画?「沈まぬ太陽」を休日の午後、妻と一緒に見てきました。
完成記者会見で主演の渡辺謙さんが感極まっていた風景、原作者の山崎豊子さんが生きているうちに映画化できたことを喜んでいたのが、納得できるストーリーと出来映えで感動しました。
御巣鷹山への日航機墜落事故を中心に、日本航空のそれ以前とその後、遺族に対する対応や会社再興への様子を、社内の権力闘争や、この半官半民の会社を巡る官僚、政治家の毎度おなじみの、悪寒のする暗躍を織り交ぜて描かれていました。
元労働組合委員長である、主人公恩地元のひたむきな生き方とそれゆえに翻弄される家族を主演、助演、脇役それぞれが見事に熱演されており、この作品に賭けるスタッフ全員の熱い想いが画面いっぱいうけとれました。
日本人の心のどこかに、この主人公の生き様に憧れはあるのですが、現実に向き合うと自分の心を宥め、言い聞かせながら折り合いをつけて生きているような気がします。
その傍らで、このようにまっすぐ理想に向かい、自分が不利になってもものをいう人間が
いなくなったことを考えると肌寒い未来しかないように思える身勝手な自分も同居しているのです。
単なるドラマと見ずに、課題の多いこれからを自分はどんな生き方をしていくべきかを考える映画と受け止めたいと思います。
最後にでてくるアフリカの真っ赤な夕陽が後々まで胸に焼きついています。
夫婦共に満足した3時間でした。




  1. 2009/11/11(水) 14:15|
  2. 雑想・日記

“モラトリアム(返済猶予)法案”立法を!

今月は中小企業の間で話題騒然としている亀井静香大臣の「モラトリアム(返済猶予)法案」について書きたいと思います。
金融機関からの借入金の返済が困難な中小企業に対して3年間の返済猶予を認めようという制度を法律で定めようということです。当初の報道では利息の免除も言われていましたが、元本の猶予のみとなりそうです。(むしろこのことで実現性が大きくなってきました)
この提案に対して賛否両論ですが、現在中小企業の返済猶予交渉をかなり行っている私としては、次ぎのような理由から是非実行して欲しいと思います。

1、バブル崩壊による銀行危機の際には、個別の銀行救済のために国のお金を兆円規模で投入していること。
2、 今度のリーマンショックによる突然の大不況は、実業をコツコツと営んでいる中小企業になんら責任がない大災害のようなもので、この状況に耐えうる企業体にするための時間が必要である。返済猶予の3年はそのため妥当な時間である。
3、 実行する際は、改善計画書の提出等一定の基準を設けていただきたい。
4、 更に特にお願いしたいことは、この制度を受けた企業について、一定の経営改善が実現できたなら、速やかに新規融資が受けられるように手当てして欲しい。(保証協会の保証が受けられる等)
5、 私の経験から現在の返済猶予交渉に当たり、金融庁の指導を受けた民間金融機関より、むしろ日本政策金融公庫や商工中金等の公的な機関の対応が厳しい状況にあるが、これを速やかに是正指導して欲しい。
6、 現状の返済見直しをした企業に対しても、なるべく低いハードルで新規の追加資金が出るような施策も同時に講じていただきたい。
7、 融資に当り第三者保証を禁止する制度を早急に立法化して欲しい。
 (現状では公的機関が担保や第三者の保証人を要求しているケースが多い)  

以上を是非立法化して、圧倒的多数の雇用を守っている中小企業の生き残りを計っていただきたいと思います。
中小企業も全力で経営改善に取り組み、全員経営で新たなスタートを切りたいものです。




  1. 2009/10/08(木) 16:49|
  2. 会社・経営

政権交代にあたって  自分もチェンジ

「驕れるものは久しからず」平家物語を持ち出すまでもなく、国民の想いがチェンジを突きつけました。そして予想以上の大勝を得た民主党は、美酒に酔うよりも、おとなしい国民の激しい選択にその責任の重さに緊張していることと思います。又そうあって欲しいものです。
タケシさんがテレビ番組で言っていた「日本の自殺者は毎年3万人以上いるが大騒ぎもしていない、インフルエンザで3万人以上の死者が出たら大騒ぎだよ」確かに変な国です。
民主党には国民が言い訳できないほどの力を与えました。ダメなら又替える、当然ですよね!日本のため、国民の幸せのため、本来の国会議員の仕事で結果を出してください!
・ ・・えらそうですね!
他人のことは言えるし、よく見えてきます。でもよく考えると・・・
先日ある経営者のセミナーに参加したのですが、経営体験をお話いただいた講演者の方が業績がよくなった原因として、自分が変わったことをあげられました。その中のひとつとして「失敗の原因を自分の中に見出すことができるようになった」と言っておられました。私はこの言葉を聴けただけで当日はすごく儲かった気持ちで一杯になりました。
翌日から、仕事で部下を×××と思った時、原因は私にあると一呼吸置くと、不思議とこれは何が原因で起きたミスやトラブルなのだろう?どうしたら無くなるだろうと思考回路が回るのです。
コーチングなどいろいろ一応かじってきましたが、私にはこの方法が合っているようです。
業績の不振、社員のトラブル、お客様や金融機関等周りの反応、いずれも「あいつが」「景気が」「世の中が」「政府が」「年寄りだから」といっている間は自分の思考回路が問題解決に接続しないのです。
そんなことより、原因は自分にある、何処だろうと心で呟いてみませんか。
もしかしたらあなたも私と同じで、思考回路が問題解決の方角に進むかもしれませんよ。
ちなみに、先ほどのセミナーの講師の方は全盲の経営者のかたで、今期も含めて二年間増収増益だそうです。




  1. 2009/09/10(木) 16:02|
  2. 会社・経営

借入返済の見直しについて

売上の回復が思うように達成できない企業で、そろそろ借入の返済が難しい会社が出てきています。
先日東京都と豊島区及び金融監督庁等の方々と中小企業経営者との懇談会に参加する機会がありました。そこでお聞きしたところでは、5年(従来は3年)以内に経営を軌道に乗せる見込みの経営改善計画書を提出して金融機関からの借入金の返済額の見直し(リスケジュールと言われています)のお願いが中小企業からあった場合は、要望に乗ってあげるよう金融機関を指導していますとのことでした。
この厳しい環境の中、各金融機関では、真面目に経営に取り組んでいる企業が、真剣に作った計画書に基づいたリスケジュールは認めてくれています。是非逃げずに、また無理をしすぎないで、経営改善計画を作成して相談されることをお勧めします。
その際に重要なことは
1. 社長自身や社員が一致団結して経営改善に取り組む姿勢がその計画書から認められる事が大切です。
具体的には、役員の給与の引き下げ、社員の賞与は支給しない、更には社員に対してもいくらかの給与カットを了承してもらう等の自助努力が必要です。
2. 毎月返済可能額は全体でいくらなのかを具体的に把握する。
3. 改善についての行動計画を具体的に示す。
4. 改善計画書は5年(正常になるまでの見積年限でよい)分を用意、更に資金繰り表も最低1年分は必要です。
5. 基本は融資を受けている全金融機関平等となりますが、最も融資額が多い銀行に最初に相談して、その指導、指示を受けることです。
大まかには以上ですが、身を切ることなく、「売上を頑張って上げます」だけでは信用されません。また、ほとんど達成無理と思われる銀行用の改善計画を作るような愚だけは避けてください。
リスケジュールが幸いにも了承が得られたならば、必ず経過報告のため、2〜3か月置き位には銀行に試算表を持参するくらいの姿勢が大切です。
改善計画書作りを含め、返済額の見直し交渉も税金滞納の分割支払の相談も会計事務所の当然の業務と私共は考えていますし、力いっぱいお手伝いしています。 
是非お気軽にご相談ください。




  1. 2009/08/11(火) 18:50|
  2. 会社・経営

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