秋の休日にて
いつまでも暖かい日が続いて、季節の区切りが曖昧に感じられる昨今ですが、先日秋晴れの11月3日、念願の自然薯堀に挑戦してきました。私は新潟の田舎出身なのですが、この経験がなくて数年前からの密か(結構周りに公言していたのですが!)に体験を狙っていたのです。
友人の知る人に自然薯堀の名人がいて案内してくれると聞いて、一も二も無くお願いしました。
11時に所沢の友人宅集合と聞き、えっ!そんな遅いの??もっと早い時間から沢山掘りたいのになあ〜・・・。何はともかく所沢に集合して、一路目的の青梅市の山に分け入ります。私が用意したのは長靴だけ、名人が特製の芋掘り用のスコップを二丁用意してくださいました。ここでもまた、“えっ、なんで人数分ないのかな?”と思っていましたが、すぐに全てに納得です。いや〜!キツいの何の・・・。交代で少しずつ掘らないととても無理です。一本掘るのに平均1.5メートルは掘ることになります。3本目にチャレンジする頃には、腰は痛いは、息は上がるはで、バテバテです。名人はというと、定年過ぎた方とは思えない元気さです。「まだシーズン初めなので体が慣れない」と仰りながら。
山に入って3時間ほどすると、私と友人はもうギブアップ、名人から「もう少しやりますか?」と言われた頃には、ダウン寸前。その道のプロの凄さに、ただただ脱帽です。
手際よく掘り進みます。特に最後の芋を傷つけずに見切りをつけるあたりはお願いするしかない状況です。油断すると、あっという間に中間で切れてしまいます。
秋のすがすがしい空気と苦闘しながらの戦果が念願かなった満足感とともに、心身の疲労感もなにか心地好いものとなった秋の一日でした。そして友人と共に、その道のプロは凄いものだな、と感じ入った次第です。
友人の知る人に自然薯堀の名人がいて案内してくれると聞いて、一も二も無くお願いしました。
11時に所沢の友人宅集合と聞き、えっ!そんな遅いの??もっと早い時間から沢山掘りたいのになあ〜・・・。何はともかく所沢に集合して、一路目的の青梅市の山に分け入ります。私が用意したのは長靴だけ、名人が特製の芋掘り用のスコップを二丁用意してくださいました。ここでもまた、“えっ、なんで人数分ないのかな?”と思っていましたが、すぐに全てに納得です。いや〜!キツいの何の・・・。交代で少しずつ掘らないととても無理です。一本掘るのに平均1.5メートルは掘ることになります。3本目にチャレンジする頃には、腰は痛いは、息は上がるはで、バテバテです。名人はというと、定年過ぎた方とは思えない元気さです。「まだシーズン初めなので体が慣れない」と仰りながら。
山に入って3時間ほどすると、私と友人はもうギブアップ、名人から「もう少しやりますか?」と言われた頃には、ダウン寸前。その道のプロの凄さに、ただただ脱帽です。
手際よく掘り進みます。特に最後の芋を傷つけずに見切りをつけるあたりはお願いするしかない状況です。油断すると、あっという間に中間で切れてしまいます。
秋のすがすがしい空気と苦闘しながらの戦果が念願かなった満足感とともに、心身の疲労感もなにか心地好いものとなった秋の一日でした。そして友人と共に、その道のプロは凄いものだな、と感じ入った次第です。
時代に溺れない為に
例年になく長く咲き誇った桜も大方終わり、いよいよ春本番の季節を迎えています。皆様今年は充分お花見を楽しまれましたでしょうか。
先週の土曜日、古い書籍の整理をしていて思いがけない本を見つけました。(自分が過去に買った筈なのにおかしいですが・・・)
平成6年発行 PHP研究所
福井県瑞洞院住職(当時)板橋興宗師著【人生は河の流れのごとく】
副題が「時代に溺れぬ生き方のすすめ」とあります。その中からいくつか言葉を拾いました。
題して 『和尚の春夏秋冬』
如何でしょうか?
筆者自身の解説・私の感想や下手な解釈は抜きにしておくほうが、深い味わいが得られそうです。
もうすぐ新緑の季節です。さわやかにいきましょうか。
先週の土曜日、古い書籍の整理をしていて思いがけない本を見つけました。(自分が過去に買った筈なのにおかしいですが・・・)
平成6年発行 PHP研究所
福井県瑞洞院住職(当時)板橋興宗師著【人生は河の流れのごとく】
副題が「時代に溺れぬ生き方のすすめ」とあります。その中からいくつか言葉を拾いました。
題して 『和尚の春夏秋冬』
- この世の中のこと すべて必然で しかもベストである
- 明日の心配は 明日で足りる
- いのちをかけて 打込むことに 最高の生きがいがある
- 正義の主張は 争いになる
- 吸う息では笑えない
- ひとはその人にふさわしい出来事に出会う
- 生きているうちには死なれない
- 人は棺を蓋て事定まる
如何でしょうか?
筆者自身の解説・私の感想や下手な解釈は抜きにしておくほうが、深い味わいが得られそうです。
もうすぐ新緑の季節です。さわやかにいきましょうか。
北斎展にて感動
師走の気ぜわしい中を、12月3日の土曜日に。上野・東京国立博物館に『北斎展』を見に行ってきました。その前日の金曜日の飲み会の際に、先輩コンサルタントの方が北斎展を見て感動したお話をしておられたので、つられて早速翌朝ふらりと見学したのです。海外からもこの展示のために特別借りてきたりして集められたその数495点の作品は、二度と同一会場で見ることは難しいとの主催者の触れこみでした。あと2 日間限りということもあり、午前10時の開門前に既に長蛇の列。文化の香りに浸っていながら入場の順番を待つこと20分少し。入場すると、葛飾北斎の30 代の作品から90歳で亡くなるまでの作品が年代順、作品群毎に展示されておりました。
勿論有名な『富獄三十六景』の前はなかなか人だかりが動かない状況ですが、美人画、風景版画、花鳥画、お化けの絵まで、絵に何の造詣も無い私でさえ飽きさせない見ごたえのあるものでした。
作品の2割程度が海外の所蔵という事実からも、北斎が世界的に評価をされていた人であることが証明されているということです。
壮年期は無論のこと、晩年の作品も常に新しい技法を積極的に取り入れていると説明書には書いてあり、彼自身は60歳ごろに「今のように努力していけば100歳頃には納得の行く絵が画けるだろう」と言って精進したそうですから驚きです。
東京国立博物館のある上野の森周辺自体が晩秋の中で何かしら独特の深みのある雰囲気をもつ街並みをしているせいもあって、草花を観賞することと生鮮食料品を見て廻ることぐらいしか趣味のない仕事人間の私には、その辺を歩いている間中も含めて、少し高尚な気分に浸れた半日でした。
そういえば7年ほど前ロシアに行った際、ボリショイバレーを偶然にしかも良い席で見ることになった時も言い知れない感動を覚えたことを思い出しました。
また何か文化に浸れる催し物があったら行ってみたいと思わせてくれた北斎との半日でした
志を高く、大きく
心に決めて目指していること。また何になろう、何をしょうと心に決めること。
大辞林で『こころざし』を引くとこのように出ています。志によって、その後の人生が大きく変わることは確かなことだと私は考えます。正しい志と間違った志があるかどうか、個人の問題なので私は詮索するつもりはないのですが、大切な自分の志を、ややもすると長い人生の間には、どこか見えないところへ押しやって忘れている期間があるように思います。そのような期間を私自身は喪われたウン十年と自虐的に呼んでいます。志の大きな人というと私の頭に浮かぶのは、大好きな坂本竜馬です。実際は知りませんが、海援隊を率い、貿易に夢を馳せ、更に幕末でいがみ合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせ、明治維新を樹立できた最大の功労者というだけでなく、何か大きなロマンを抱かせる人物として私にはインプットされています。
近頃講演の中や書物でこの『志』の文言を見聴きする事が多いように感じます。この言葉に思いを馳せている人が多くなっているという事はとても嬉しいことです。それだけ社会が言いようのない閉塞感に包まれている裏返しかもしれません。
それにしても『志を大きく高く持つ』とは良い言葉だと思いませんか?何かと心穏やかでないことや問題に直面した時など、この言葉を意識して確認するだけで、何か自分がおおらかに、そして直面している問題も大した事でないかのように思えるから不思議です。
梅雨空が続く毎日ですが、そんなこんなで、頑張っていこうじゃありませんか。
大辞林で『こころざし』を引くとこのように出ています。志によって、その後の人生が大きく変わることは確かなことだと私は考えます。正しい志と間違った志があるかどうか、個人の問題なので私は詮索するつもりはないのですが、大切な自分の志を、ややもすると長い人生の間には、どこか見えないところへ押しやって忘れている期間があるように思います。そのような期間を私自身は喪われたウン十年と自虐的に呼んでいます。志の大きな人というと私の頭に浮かぶのは、大好きな坂本竜馬です。実際は知りませんが、海援隊を率い、貿易に夢を馳せ、更に幕末でいがみ合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせ、明治維新を樹立できた最大の功労者というだけでなく、何か大きなロマンを抱かせる人物として私にはインプットされています。
近頃講演の中や書物でこの『志』の文言を見聴きする事が多いように感じます。この言葉に思いを馳せている人が多くなっているという事はとても嬉しいことです。それだけ社会が言いようのない閉塞感に包まれている裏返しかもしれません。
それにしても『志を大きく高く持つ』とは良い言葉だと思いませんか?何かと心穏やかでないことや問題に直面した時など、この言葉を意識して確認するだけで、何か自分がおおらかに、そして直面している問題も大した事でないかのように思えるから不思議です。
梅雨空が続く毎日ですが、そんなこんなで、頑張っていこうじゃありませんか。
新しい日本の再認識
超大型連休が終わり一年中で一番過ごし易い季節です。電車の中の顔も心なしか皆穏やかになっているように思えるのですが、気のせいでしょうか?私も連休の前半に田舎(新潟)に帰ってきました。近くの山に入って恒例の山菜採りをやりましたが、今年は雪が多かったせいか、まだ山菜取りには早過ぎたようです。しかし新芽の醸し出すなんともいえない薫りは思い切り健在でした。「あぁ、これでまたしばらく頑張れるな」とつぶやいて妻の失笑をかってしまいました。毎年思うのですが、正月、ゴールデンウイーク、お盆の3つの休みが絶妙な休息を日本人(私だけかも)の心に与えているとつくづく実感しました。
東京湾の鯨が舞い込んだニュースで思ったのですが、最近東京湾は勿論、多摩川を初め、東京そのものがきれいになってきていると感じませんか。花水木の目立つ街路樹や、御茶ノ水の橋から見下ろす神田川も格段に透明感を高めていると思います。その反面、地方都市の中心近くで工場の高い煙突が無神経な煙を吐き出している様を見かけることが多く複雑な気持ちになります。少し変調をきたしているとはいえ、四季の変化と自然に恵まれた美しい日本を、是非大切にしていきたいと改めて思わせられた休み期間でした。
あれやこれや今月はノンビリムードを是非持続させたいという願望も込めて美しい日本再認識の巻きでした。
東京湾の鯨が舞い込んだニュースで思ったのですが、最近東京湾は勿論、多摩川を初め、東京そのものがきれいになってきていると感じませんか。花水木の目立つ街路樹や、御茶ノ水の橋から見下ろす神田川も格段に透明感を高めていると思います。その反面、地方都市の中心近くで工場の高い煙突が無神経な煙を吐き出している様を見かけることが多く複雑な気持ちになります。少し変調をきたしているとはいえ、四季の変化と自然に恵まれた美しい日本を、是非大切にしていきたいと改めて思わせられた休み期間でした。
あれやこれや今月はノンビリムードを是非持続させたいという願望も込めて美しい日本再認識の巻きでした。

